中厚手のしっかりした一着です。
格子×無地。
【青い格子】
久しぶりに入手できました。
こんなかわいい古布は中々手に入りません。
生成り色とさまざまな藍色で
構成される柄がかわいらしいです。
道中袋に仕立てようかと思ったのですが、
身頃一面につかって全面アピール。
【無地】
身頃はかわいい青色格子ですが、
渋い無地でかたどることによって
落ち着きをゲット。
生地が地厚で重みを感じるため、
しっかりした印象をもたらします。
よく昔の野良着では無地が袖などに用いられますが、
労働によって擦り減る可能性がある箇所なので、
安価な無地を用使っていたようです。本作で復刻。
【衿】
帯として織られたような、厚い生地です。
濃紺で全体を引き締めます。
緩急のある柄には、倉敷緞通の感があります。
柄がところどころ違って、
無地部分には節(織り糸の結び目)があるとことから、
家庭用に織られた「残糸織り」のようです。
均一な生地は良く出回りますが、生活に根差した生地は貴重です。
【紐つきです】
作務衣のような紐付きです。
縛ってより当時物に近く。
身幅はゆったりしており着やすいです。
ご自身で細めていただいても。
モデル…男性M/173cm/65kg
¥24,980
SOLD OUT
袖で余った生地は切り取らずに縫い付けています。これを解くと、袢纏のようにまっすぐな袖にできます。
古布の幅を継ぎ足して、現代人にあう裄丈にしました。