当店では、
　現代でも新品野良着を
　　生み出し続けております。


野良着の美しさに惚れ込んだ作者が、

先人のように大事に布を使い、

デザインから販売まで一貫して行います。



野良着はとても魅力的です。

少しでも布を有効利用できるよう裁断し、
柄の組み合わせも考え抜かれ、
破れたら直して、
出来る限りの工夫をして襤褸になるまで着る。

袖は、九分丈の筒袖。
手首に向かって細くなります。
生活や労働に密着した衣類です。

脇下を空けたり、
馬乗り(スリット)を作ったり、
機能性も十分です。

もんぺや股引も、
作業の邪魔にならないゆとりを持ち、
脚が綺麗に見えるように作られた各パーツ。

それらがざっくり織られた「木綿」「麻」で作られて、素晴らしい着心地になっています。



野良着が洋装リメイクの原料として切り刻まれる現代ですが、

先人の精神まで模倣する野良着をつくっています。



作者は「切腹ピストルズ」という
野良着を着て活動する集団にも加わっています。

着るからこそ分かる
　制作の工夫ができます。




型や作りは、
昔の野良着に忠実に。
なるべく手を加えないように心がけています。


丈夫さもしっかりありますので、
洗濯機で洗え、気軽にご着用いただけます。



着のみ着のままの時代や、

股引を汚すのが勿体なくて履かずに田んぼに入り、通行人がいなくなった時にサッと上がって拭いて、何事も無く帰ったとか、、

そんな農村の歴史も想いながら、
新たに野良着を縫っています。