昨年調べものの最中、
四枚目の白黒画像を偶然発見しました。
それを見るに、「無地+雪ん子絣当て布」の作り。
布使いは、アイヌの衣のようで格好いい。
ぜひ復刻しようという運びにしました!!
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実物は「刺し子」されているようです。
今回は袷にしたのみで完成としました。
漁師は、刺し子の長着をよく着たようで、
肩や袖に当て布がしてあることから、
おそらくこれは、
港町で使われていた野良着だろうと思われます。
⚫【表身頃】無地の備後絣。
厚手でしっかりしているので、
安心してガンガン着られます。
【袖や襟】古布の雪ん子絣。
当て布としての他、装飾性にも優れます。
(切り貼りではなく、実際に当て布しています。)
⚫【裏身頃】総じて古布。
4枚目の元資料から推察して、再現しました。
背は縞・その下が無地であった可能性が高い。
すでに使用された布の、
抜群の風格をご着用いただけます。
縞模様に絣布を合わせているのは、
野良着でよくあったパターンです。
中表に作っているので、
裏返しても自然に着られます!
⚫当製品は、厚手布+裏身頃の袷です。
着込むごとにそれぞれの布が伸び、
さらなる風格を呼びます。
⚫平置き採寸、およそ
着丈:約100cm
袖回り:約18cm
¥45,500
SOLD OUT