無地古布をメインに作った一点物もんぺです。
メンズM～Lサイズです。
なかなか現代人のサイズに合う古布を使用したもんぺは見つからないものですが、当商品でお履きいただけます。
《前腰》雪ん子絣 継ぎ合わせ
使用感の少ない丈夫な古布です。藍染め。
大小ちがう雪ん子絣の柄を鑑賞できます。
《前脚》新品 藍染め 無地
新品の藍染め木綿。
すこし横にネップ感があります。
反物で入手しました。
とても丈夫ですので、腰回りの古布とよい対比になり、育てるたのしみもあります。
《尻》古布 無地
おそらく手織り。
使い込まれた、ふんわりした風合いが尻を守ります。
ところどころに織り糸の繋ぎ目も見ることができます。
《股下》古布 格子
全体的に落ち着いた印象にしておりますが、
この格子がチラッと見えてアクセントになります。
種類豊富な古布の存在を感じさせます。
《アキレス腱》古布 書生絣
細かい絣です。
前腰で使った雪ん子の用で、連続性をもたせました。
※ご注意
「色落ち」にお気をつけてご着用・お洗濯されてください。
ーーー
【寸法】
腰から裾までの総丈 約95cm
メンズMの方にピッタリです。
ーーー
【モデル情報】
◆メンズM（作者）
身長173cm 体重65kg
腰からくるぶし下までの総丈90cm
ウエスト80cm 股下70cm
太もも周り53cm ふくらはぎ周り36cm
足サイズ26.5cm
脚が太めのモデル（作者）ですが
ストレスなく履けます。
(撮影時はレギンスの上から履いております。)
ーーー
◆細部のこだわり◆
大きめのポケットつきです。
目立って野良着の雰囲気を壊さないように、
完璧な柄合わせにしています！
また古作野良着のポケットの多くは、
小さくぽっちり付いていることが多いです。
なのでそのまま使うと物がこぼれ落ちる…。
今回は現代に合うように、
一般的なズボンの大きさを参考に作りました。
膝部分に「当て布」をしました。
破けづらい！
もちろん細かく手縫いしており、
縫い目が良い味になります。
二度縫いしており丈夫です。
ミシンで股内側の縫い目を
補強しています。
ーーー
【お手入れ】
本製品は 綿100%です。
ネットに入れて洗濯機でお洗濯できます。
シワになりやすいので、
ピンと張ってから干すことをおすすめします。
((着ているうちに伸びてきます))
ーーー
【制作雑記】
古作野良着を着用するときの最懸案事項、「サイズが小さい」。
私も幾度それで苦労したことか…。丈が短かったり、細すぎたり。
なんとかこの度、数年越しに、履きやすいたっつけを完成させました！
型紙は「山崎光子民俗服飾コレクション 新潟県立歴史博物館収蔵資料目録」を参考にしました。
全てのパーツがぴったり合うように作られていますので、型紙を引き伸ばすのがに難儀しました。
伸縮性の乏しい木綿で、
一反の反物から直線裁ちで、
履きやすい一着を考案する先人。
日常で履き倒していただきたいです。
¥21,800
